2024年12月31日
〝 New Year's Eve.〟
今年もお世話になりました。
国内外の各地にて急速な情勢の変化を強く感じた一年でした。
為替も円安が加速し、燃料代や輸入物品のコスト高が続く現在ですが、皆様のお陰で創業からの27周年もまた無事に経過することができました。
あらためまして、深く感謝を申し上げます。
これかも弊社艇のご愛顧を尚一層いただけますと幸いです。
それでは、皆様方もどうぞお健やかに新年をお迎えくださいませ。
2024年11月30日
〝 Entrance to the Japanese garden. 〟
木枯らし吹く小雪の頃となりました。
今年は秋らしさを感じる間もなく初冬に向かう今日この頃です。
この夏猛暑が続いたことから例年より紅葉の盛りが遅れている様子で、このまま紅葉を観ずに冬を迎えてしまうのも虚しさを感じることから、紅く色付いたもみじを一目でも見届けようと地元の日本庭園に立ち寄ることにしました。
有形文化財の門を潜り少し進むと漸く色づき始めたもみじが出迎えてくれて、暫し心身とも和むことができました。
さあ、いよいよ明日から師走ですね。
2024年10月31日
〝 It feels like autumn for a while. 〟
朝晩、少しずつ冷え込み、漸く秋らしさを感じる今日この頃です。
今週末に掛け台風21号から温帯低気圧となる雨雲予報も心配です。
先日、部品引き取りの帰りにコスモス畑を見つけ立ち寄ってみました。
満開とはいきませんでしたが、久しぶりに多くのコスモスを観ることが出来ました。
鉄橋を渡るローカル電車の音が、不思議にも秋の旅路に誘っているような気分となりました。
2024年09月30日
〝 Really interesting 140HH stickers! 〟
お彼岸を過ぎましたが、まだまだ残暑が続いています。
今年は秋らしさを感じる期間は、随分と短くなりそうです。
さて、今月初めに弊社140型艇オーナーのT様より、バウモーターシステムの新設依頼を頂戴しボートヤードにて対応させていただきました。
一昨年のご納艇で何度も釣行されているわりには、ピカピカ輝き新艇の様なコンディションに驚きました。
中でもセンターコンソールやハルサイドにオリジナルステッカーが、さり気なく貼られており、とてもユニークな作品に感銘いたしました、ご本人の許可を得ましたので、写真を撮り本ブログに一部をUPさせていただきます。
随所に個性的な艤装が施されており、140型への愛着を痛感いたしました。
これからも末永く、可愛がっていただきますと幸いです。
2024年08月31日
〝 The scars of the typhoon! 〟
迷走し各地で大雨をもたらしている台風10号。
今般の台風で犠牲となられた方々へ、心よりご冥福をお祈りいたします。
九州上陸前の予報では、過去の強大台風にも劣らない勢力935hPaを保っていたことから、台風10号の予想進路を不安視していました。暴風雨を伴いゆっくり陸地を進む中、960、980、992、と徐々に衰え、遂に当地周辺では台風の中心が通過し無風状態となりました。その後、昨夜から今朝にかけて徐々に吹き返しとなりましたが、午前中には雲も途切れ、晴れ間が見える様になりました。
そして本日、弊社ボートヤードに出向いたところ、テント屋根の一部が上陸時の暴風で無残な爪痕を残してくれていました。今年あと何回、当地に台風の到来があることやら、気が気でなりません。
2024年07月31日
〝 New roadside station opens. 〟
梅雨明けとともに猛烈な暑さとなりました。
暑さに負けず、元気に過ごしたいものです。
先日、大分からの帰りに今月新設された道の駅「たのうらら」に立ち寄ってみました。
この「たのうらら」は大分県内では、26番目に開設された道の駅となります。
https://www.tanourara.jp/
一番のお奨めは、2階バルコニーから望む美しい別府湾の景観ではないでしょうか。
また、明治33年に九州では初めて開通された別大電車の歴史が分かるコーナーを有し、
こちらには実物の別大電車が設置され、在りし日が懐かしく思い出されました。
2024年06月30日
〝 A day in the rainy season. 〟
先日、脇道にてこの時期らしいカタツムリに出会いました。
ここ数年見ることが無かったので、暫し観察をいたしました。
一見停まって見えるのですが、精一杯身体を伸ばして着実に前進している本能には何か感銘すら覚えました。
同時に伸ばした眼球を見ていると少年時代、ウルトラQに出てきたカネゴンを懐かしく想い出した次第です。
2024年05月31日
〝 It's featured in the boat club magazine! 〟
今年もそろそろ、鬱陶しい梅雨入りの時期となります。
そんな時期には趣味の情報誌などで、ゆっくり時間を過ごすのも良いのではないでしょうか。
今月発売の「Boat Club 6月号」に弊社140型艇オーナーのW氏が「BCフィールドレポーターズ」に掲載されていました。W氏の140型艇の艤装で圧巻なのは単にTトップだけでなくターゲットの黒マグロ発見の手助けにするためロランス製レーダーを搭載し、広大なフィールドでもバードモードでトリヤマを探知できる仕様にされておられることでしょう。詳細はご購読を願います。
2024年04月30日
〝 The origin is to discover the regions of Japan. 〟
今年のゴールデンウイークが始まりました。
長い方では10連休としたバカンスを楽しんでおられることでしょう。
然しながら、今月29日の外国為替市場では、円安がさらに加速して午前中、34年ぶりに1ドル=160円台をつけインバウンドには来日への値ごろ感で喜ばれる反面、邦人のアウトバウンドには、一部の富裕層以外で大打撃となっている様です。
この超円安だけでなくウクライナやガザ地区紛争を契機とするエネルギーや輸入品全般のコスト上昇による値上げラッシュ。また相次ぐ増税、社会保障費の引き上げが続く中、なかなか海外旅行へ踏み切れないのも正直なところではないでしょうか。
そんな世知辛い世の中でも、やはり原点となるのは、ゆっくりと一休みして、近場であっても日本の美しい自然を再発見し、心をを癒すことではないかと思われる今日この頃です。
2024年03月31日
〝 Let's leave for the Tokai area ! 〟
年度末こちら大分では、例年より遅く漸く桜が開花いたしました。
今年の開花は遅くなっている様で、花見と云うより枝見でもと各地で宴会が始まっている様です。
さて先週、お蔭様にて弊社140型艇T-パッケージの出荷を大分工場にてお見送りをさせていただきました。
嫁ぎ先は弊社とは20年以上のお取り引きにて、数多くの弊社140型艇を販売していただいておられる「スギウラマリンサービス」様でございます。
「スギウラマリンサービス」様は浜名湖を拠点に広く東海地区をカバーしていただいており、ボートの修理・販売の全般にわたり船遊びのことなら何でも「親切・丁寧」を第一に行っておられる大変信頼の於けるプロショップさんでございます。
2024年02月29日
〝 Clear view of Shikoku over the sea.〟
4年に一度、閏年の2月末となりました。
こちら大分は菜種梅雨の様相で連日、小雨が続いてます。
先日の雨上がり、山歩きに出向いた折、例年には珍しく春霞みで見えない筈の四国の山々がクッキリと海の向こうから迫って来る様に確認できました。
九州と四国の距離間が今更ながら一層身近に感じられ、瀬戸内海が平水区域である事を実感いたしました。
2024年01月31日
〝 Let's go to the ocean with 140HH! 〟
元旦に発生した能登半島地震により、犠牲となられた方々にお悔みを申し上げるとともに、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の皆様の安全の確保、そして一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。
前回、2016年4月の熊本大分地区での地震以来、「明日は、我が身。」と平素からの非常時における備えの重要性をあらためて思い知らされました。
さて、140型艇の正規代理店様で県北の雄「H氏」より、鳥の視点から捉えた140型艇の写真を頂戴しました。
140型艇は、既にご紹介いたしております通り、普通免除で牽引可能!可搬艇クラスでは抜群の停船時の安定性と航行時の運動性、そして荒波時の踏破性と好燃費な経済性を兼ね備えました弊社一押しの自信作です。
お陰様にて平成から令和に掛けて年々完成度を上げており、きっと皆様を輝く大海原へと導き、そして最良の相棒となってくれることでしょう。
2023年11月30日
〝 Late autumn lake.〟
今年は夏が長引き、その分とても短い秋でした。
明日から師走が始まり、早くも年末がやって参ります。
晩秋の湖畔へ紅葉狩りに立ち寄りましたが、今年は期待していたわりに色づきが今一でした。
こちら大分では秋になっても気温が高めの日々が続いたことも起因しているのかも知れませんね。
時より吹く高原の木枯らしにもめげずに、数羽の白鳥がスワンボートの近くで、のんびりと屯っていました。
さあ、この時季にはピッタリの♪ コバルトの季節の中で…♪を聴きながら、仕事に戻りましょう!
2023年10月31日
〝 Sincerely to the new owners! 〟
晩秋の候、こちら大分ではうららかな日が続いています。
これから、山々の紅葉も始まり、散策も楽しみになってまいります。
今月中旬、140型新艇を関東地区の新規オーナー様に嫁がせていただくことが出来ました。
今般は陸海送で有明港着のカーフェリー内でのお引き取りをいただき、そのままトレーラーの新規ナンバー取得を無事に完了されました。
メインフィールドは房総半島周辺とされるとのお話しでした。既存の弊社艇オーナー様には何卒よろしく情報交換等お願い出来れば幸いです。
それでは、今後の航海安全と釣果大漁を心より祈念いたしております。
あらためまして、この度のご納艇、誠におめでとうございます。
2023年09月30日
〝 Memories of the founding period.〟
漸く朝晩、秋めいて参りました。
このところ、衝撃的であった弊社の創業期を懐かしく、よく思い出します。
それは1997年夏の頃、月刊誌「オーシャンライフ」にどうしても頭から離れない可搬艇の特集が始まりでした。
スタイル好し、取り回し好し、そして圧倒的な動力性能を兼ね備えた米国シュガーサンドマリーン社のジェットボート「タンゴ」と「ミラージュ」。
早速、九州から東京の輸入元に連絡をして江戸川の河川敷で、実艇に試乗させていただいた時の感動は、今でも鮮やかに残っており、トップスピード楽に40ノットオーバーでスピンターンも自在にこなす、まさに異次元の可搬艇。正直こいつにすっかりやられました。
これが一念発起し、普通免許で牽引出来る小型船舶の製造販売会社の開業のきっかけとなったことは事実であります。あの時のインパクトが無ければ、弊社は存在し得なかったと思われます。
そして、幸運にも四半世紀を超えて現在の国産可搬型艇に主力を於き、お陰様にて今日に至っております。
2023年08月31日
〝 Jewel of Lake Biwa Trolling. 〟
残暑、お見舞い申し上げます。
近海の海水温の影響もあり、まだまだ猛暑が続いています。
さて、大変お久しぶりに123型オーナーで関西在住のN氏から近況のご一報が届きました。
この夏、琵琶湖でのトローリング風景の一コマを送っていただきました。
船尾両サイドのダウンリガーでレイクトローリングしている光景は誠に気持ち良さそうですね。
123型のスターンデッキの広さを有効に利用されておられ、背景の穏やかな夏の湖面も素晴らしいです。
そして、50cmオーバーの「琵琶湖の宝石」と云われるビワマスの釣果報告を頂戴いたしました。
これからも、愛艇と共に安全な釣行をお楽しみくださいませ。
2023年07月31日
〝 Now, let's proceed with the rigging! 〟
先週、国内で一番遅く、北部九州が漸く梅雨明けいたしました。
全国的な猛暑と熱帯夜が続いており、皆様に於かれましても心よりお見舞い申し上げます。
今月末までに弊社140型艇のJCI新規検査を完了し、社外艤装のため取扱店様にて無事にベース艇の御引取りをいただきました。
秋口までには全ての艤装を完了され、マイボートとしての操船に馴染んでいただきますと共に、航行の安全と釣果大漁を心よりお祈り申し上げております。この度は、弊社艇のご導入を賜りまして、誠にありがとうございました。
2023年06月30日
〝 Nostalgic V15 Shorelander.〟
九州北部は梅雨前線の北上で、線上降水帯の影響に見舞われてます。
時折、対向車が激しくカーテンの様な水柱を跳ね上げる国道には参りますね。
弊社140型艇にジャストフィットしていた米国製ボートトレーラー「V15ショアランダー」の入荷がストップして早二年が経ちました。
オリジナルのドブ漬け炭素鋼鋼管の強度と軽さは抜群で、クロスメンバーの形状もトランサムデッドライズにマッチし積載位置を最低限に設定出来る基本設計は、世界最高の傑作ボートトレーラーと云っても過言では無い秀逸品と思われます。
幌馬車にて北米大陸を行き交った開拓文化の結晶の様なスピリットをこのボートトレーラーには痛感いたします。
2023年05月31日
〝 180BB is the root of 140HH. 〟
5月末にして早くも梅雨入りとなりました。
更に南海からやって来る、台風2号の進路予想も気に掛かります。
弊社140(HH)型艇は、お蔭様にて本年無事に全国デビュー20周年を迎える事ができました。
開発期間も足掛け3年を経て強度的にも3ピース構造で踏破性とフロア面積を重視し、特に船底形状には拘り通し完成させました。
その開発ポリシーの産みの親となり、支えとなったのが他でもなく弊社180(BB)型艇でございます。
180(BB)型艇は、シーバスゲームとトーイングスポーツの所謂「Fish & Ski 」を1艇でこなせるパワーボートとしての位置づけで、弊社の自信作でありました。
然しながら当時おりからの消費税5%時代を迎えており、牽引車の買い替えを含めて家計を預かる奥様方から、中々購入への了解が取れにくいケースが発生し、エコノミカル、それでいて俊足性・安全性・安定感があり、牽引車も幅広く選択可能なトレーラブルボートが強く望まれたのであります。
開発目標は只一つ、180(BB)型艇よりコンパクトサイズで俊足性・安全性・安定感を増し、そしてフロア面積拡大し低燃費を達成すること。そのための船底形状と艇体構造にも力点をおき、米国の沿岸警備艇も参考に試行錯誤を繰り返して具現化をさせたのが140(HH)型艇であります。
23年前の180(BB)型艇こそが拘りのルーツであったことは間違いなく、その存在に感謝の念で一杯です。
2023年04月30日
〝 Thank you for picking up a long distance! 〟
若草が香り、すがすがしい新緑の季節になりました。
こちら大分では、まだまだ朝晩と日中の寒暖差が続いています。
今月中旬、140型新艇のお引き渡しを弊社ボートヤードにて完了させていただきました。
当日は北陸地区から遠路10時間以上を掛け、M様がヘッド車両にて早々と到着され操作説明やトレーラー登録等のご案内をさせていただきました。
お昼には新艇を牽引され帰路高速を乗り継ぎ、無事に翌日早朝ご帰還されたとの一報を頂戴いたしました。
M様には末永く140型艇を可愛がっていただき、メインフィールドとなる日本海にて航海の安全と釣果大漁を心からお祈りさせていただきます。
この度、弊社艇のご導入を賜りまして、ありがとうございました。
そして、誠におめでとうございます!