2012年04月29日
〝 ZORRO GRIS 〟
新橋駅のSL前で同期入社のH氏と待ち合わせを行い、リーダーS氏と3匹の銀狐となる。
黄昏時、S氏ご用達の香港茶房「TERA」にて、香港料理を肴に1次会をスタート!
H氏は、今専門学校に通われていて、エレキギターの工房を近々オープンされる予定である。
このH氏とは新入社員の頃、日比谷の野外や渋谷のライブハウスによく通ったものだ。
彼は、PRISM のファンでライブ帰りの電車で和田アキラのソロマネでお互い上機嫌になったことを思い出す。
また、S氏とH氏とで酔った勢いで世田谷の大師の家に行き三次会となったとも懐かしい話である。
この香港茶房「TERA」の一押しは何と云っても、「香港焼きそば」で本当に絶品であった。
最後には、このお店のオーナーT氏も参加いただき、名刺交換の後にちゃっかりボートの紹介をさせていただく。
何れにしても、とても楽しい時間をたっぷりと過ごさせていただいたのであった。

小田原から専門学校のある御茶ノ水まで毎日通ってるH氏のことを思い、今日はここまでと新橋駅に向かっていたのだが、唐突にS氏が「もう一軒、付き合えよ!」「生きてれば、大師と同年の今年87才になる大正生まれのママがいる店に行ってみよう!」と云われたのである。
しかも、省線ガード下と云うから平成のこの時代にそんな店が新橋に本当にあるのか内心眉唾であった。
H氏も心好く同意してくれたので、3匹で出向いたのであった。
ガード脇の道を少し歩くと、グリーンキャンバスに白字で「PUB コダマ」のサインが現れた。
中を覗くと何とドア無しで、行き成り階段を上がると、もうそこは昭和レトロの世界。
ダンスホールであった場所を改造しPUBに仕上げているのだが、闇の様な薄暗い中にも何か暖かさを感じる空間と国際色豊かな活気を感じたのである。
そして、カウンターの中に立つママさんは、確かに大正~昭和~平成の時代を往きぬかれた容姿であったが、矍鑠と我々を迎えてくれたのである。
S氏がご無沙汰の挨拶をするとカウンターから出て来られ、大きな声で笑いながら我々にも握手をしてくれたのだが、その握力は、とても今年87才とは思われない程の握力である、本当にビックリしたのである。
http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2011/607.html
一曲コイン200円を入れてのカラオケ大会が始まり、S氏は「夜の銀狐」、H氏と私は「青い瞳のステラ」を合唱し、その後、其々の持ち歌を数曲こなして、小一時間ほど談笑させていただいた。

ここに来て、熊本での修練のお蔭か、全然疲れず、ガンダムパワー全開で最後まで楽しいお酒と歌をレトロチックな昭和三十年代の雰囲気のお店で味うことが出来たのである。
リーダーS氏、同期のH氏には、突然の上京にもかかわらず、最後まで気持ち好く再会し、旧交を温めていただきました事に、心より感謝を申し上げます。
誠にありがとうございました!