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プロフィール
trailable3150
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もの心がつき始めた頃に、隣の伯父の家で何時も見ていたカーグラフィック誌がバイブルとなり、その影響で乗り物のデザインに興味を持ち、いつの間にか脳裏で暇さえあれば、モックアップをシェイピングする癖がついていた。小学時代に初めてメグロの爆音に痺れ、中学時代にはCB-K0に圧倒され、高校では学校には内緒で自二車を裏山に隠して通学し、何度か白バイから追いかけられ、ボロボロの学ランで教室に向かっていた事を思い出す。大学の卒研先に停めてあったドカMHRに憧れ、就職後に念願のBOTTにRSで出場する。バブル終焉時にソブリンで河口湖まで運転手を頼まれ、Jaguar信者となり…色々あって、やはり自分の道は童心に戻りロングノーズ・ショートデッキの60年代シェイプラインが原点の乗り物と悟り、隙間産業のトレーラブルボートを開発しようと一念発起し独立、今日に至る。 尊敬する心の師は、トリノ郊外にお住まいのマルチェロ・ガンディーニ氏である。  

2014年05月13日

〝 一夜城 〟


昨日、仕事帰りの国道R10で何気に海岸線に目を移すと遠くに巨大な建造物発見。
普段では見えないところで、結構な高さの建造物の頭頂部だけが見えたのであった。

もしやと思い、その正体を確認すべく、別府国際観光港に立ち寄ってみることにした。
これまでの豪華客船より二回りは大きなオーバーパナマックス級クルーザー「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号」が着岸していた。


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1999年の竣工当時、世界最大のクルーザーで、パナマ運河の最大通過幅である32.3mを超えた水面幅38.6mもの船幅を有するクルーザーで、高さが63m(20階建て以上のビルに相当)、船長に至っては311mもあり、総トン数13万8千トンの海城である。


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夕暮れ時でもあったので、「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社」のロゴマークが誇らしげにオーシャンブルーで輝いていた。







現在、世界最大級の「オアシス・オブ・ザ・シーズ号」(総トン数22万5千トン)も同社が所有するが、シップデザインとしては、現在建造中で今年11月就航予定の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ号」(総トン数16万7千トン)のスターンビューデザインの方が個人的には好みであり、唸らせるものがある。



何れにしても海上とは云え、一夜城の驚きと似た大型クルーザーの寄港であった。
 
  



2013年06月06日

〝 時世時節 〟


円安メリットに乗じ、一昨日米国から遥々と豪華客船が別府国際観光港に寄港していた。
客船名〝 サン・プリンセス号 〟米国プリンセス・クルーズ社所有、総トン数:7万7千トン! 

18年前にイタリアのフィンカンティエリ社にて造船され全長:261m、全幅:32mの竣工当時は世界最大の客船だった。この巨体が6万3千馬力の機関により、時速40㎞以上で2000人以上を乗せて世界中を航行出来ることを思うと何とも大ロマンを感じてしまう。







カメラのファインダーにサイドビューを全て取り込める位置まで離れてみて、ふと思ったことがある。
それは、〝 戦艦大和 〟が若しもこの時代に有り、この岸壁に着岸したなら、丁度同じ位の長さだったのでないか。
そして、調べると全長:263m、全幅:39m、総トン数:7万2千トン(満載)で殆ど同じサイズなのである。

然しながら、今から72年前に造船され15万3千馬力の機関により、時速50㎞以上で2500人有余を乗せて航行可能であった事を思うと、当時日本の造船技術の崇高さを今更ながら感銘すると共に、航行するその雄姿を想像せずにはいられない。







別府市内を物見遊山で散策する白人の集団を見掛けると、将来この国が米国の一つの州になって終わないか案じてしまう。いみじくも本日、出生率が1.41に微増したとニュースであったが先行きが心配である。





 
 


時世時節が変わろうとも南海をはじめ大東亜に眠られる多くの英霊の犠牲の上に今日が迎えられている。
この事実を経て今日只今が有ることを決して忘れてはならず、その意味でも我が国を後の世に累々と存続させて行かねば申し訳がない。

先人達に心から感謝と敬意を籠めて合掌。