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プロフィール
trailable3150
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もの心がつき始めた頃に、隣の伯父の家で何時も見ていたカーグラフィック誌がバイブルとなり、その影響で乗り物のデザインに興味を持ち、いつの間にか脳裏で暇さえあれば、モックアップをシェイピングする癖がついていた。小学時代に初めてメグロの爆音に痺れ、中学時代にはCB-K0に圧倒され、高校では学校には内緒で自二車を裏山に隠して通学し、何度か白バイから追いかけられ、ボロボロの学ランで教室に向かっていた事を思い出す。大学の卒研先に停めてあったドカMHRに憧れ、就職後に念願のBOTTにRSで出場する。バブル終焉時にソブリンで河口湖まで運転手を頼まれ、Jaguar信者となり…色々あって、やはり自分の道は童心に戻りロングノーズ・ショートデッキの60年代シェイプラインが原点の乗り物と悟り、隙間産業のトレーラブルボートを開発しようと一念発起し独立、今日に至る。 尊敬する心の師は、トリノ郊外にお住まいのマルチェロ・ガンディーニ氏である。  

2012年05月14日

〝 Carroll Shelby of legend. 〟


先週末(米国/10日)に〝 キャロル・シェルビー氏 〟が、89歳で永眠された。

大袈裟かも知れないが、今のフォードがあるのは同氏とリー・アイアコッカ氏の功績が間違い無く大であったと個人的には彼らを崇拝している。





数年前、琵琶湖畔にて初めて本物のGT500を拝見した時には本当に〝目から鱗〟状態であり、アメリカンスピリットを痛感し圧倒され、その流麗且つダイナミックデザインには全く古さを感じなかった。







一方、66年ルマンでの1.2.3.フィニッシュを飾ったGT40-Ⅱの金字塔は、シェルビー軍団の手により勝ち取ったメリケンパワーの証しであり、S・マックィーン主演の映画にもなった程である。その主題曲のイントロで流れるスタート直前の心臓の鼓動は、今でも心に沁み付いている。


ACコブラをデザインされた同氏の初志、その拘りと主張にこれからベンチャーを目指される内外の方々には是非とも着目していただき、「無から有」への実績造りの参考とされる事を期待して止まない。








偉大なカーデザイナーであり、プロドライバーであったキャロル・ホール・シェルビー氏に心からご冥福を祈りたい。