2013年06月29日
〝 トレーラブルボートの原点 〟
私にとって「カブ号」との出会いは強烈であった。
実家の手伝いをされていた方から「ちょっと乗ってみるかい?」
多分、中学生になって直ぐの頃であったと思われる。その一言は、今思うと私にとって魔性の誘いの始まりであり、単車と云う素晴らしい乗り物の免疫を植え付けられる切っ掛けとなったのである。
黄色の別府市ナンバーであったことは覚えているので、CM90であったと思われる。
坂道が多い別府市鉄輪地区では、当時いたる所で「カブ号」が走っていた。大人の下駄代わりなのであった。
細い路地から路地へヒラリヒラリとスイスイ走り、そのスピード感にまだ慣れていない自分には恐怖感さえ覚えたのである。
これに、リアカーを引いてトラック代わりにしている人も度々いた古き良き昭和の時代であった。
そんな時代を思い起こす「カブ号」での牽引。
たとえ山間部に住んでいても、好きな時に好きな海へ、好きなだけ。
これこそまさに日本のトレーラブルボートの原点であるのかも知れない。
「カブ号」に万歳!
この記事へのコメント
こんばんは、私にも、カブの思い出があります。親父に載せられて川に釣りに行った思い出でです。その時の、スピード感は今、ハンマーヘッドに乗った時と同じ感覚なんです。SR-140、いいボートですよね。
Posted by 古川一郎 at 2013年07月03日 19:48
毎度コメント、ありがとうございます!
そうでしたか!
私もそうですが、父親との想い出は、縷々斬新に甦って参りますね。
140型これからも可愛がっていただければ幸いです!
そうでしたか!
私もそうですが、父親との想い出は、縷々斬新に甦って参りますね。
140型これからも可愛がっていただければ幸いです!
Posted by trailable3150 at 2013年07月03日 21:47
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